総合評価 9.50点
1. 有名人の在籍
評価 10点
「有名人の在籍」は、事務所の価値を見極める一つの「指標」です。知名度のある有名人が一人でも在籍していれば、実績ある事務所と言えるでしょう。
テアトルアカデミーは、業界最大手の子役事務所と言われており、多くの有名子役をマネジメントしております。有名どころでは「鈴木福」や「谷花音」「小林星蘭」が在籍しており、この他にも「本田望結」や「本仮屋ユイカ」を輩出した実績があります。ドラマや映画をはじめ、メディアへの露出は頻繁に行なわれているため、名前を知らなくても「見たことがある」という子役が非常に多い事務所です。
2. 事務所の知名度
評価 10点
「事務所の知名度」は、業界内でどれほどの影響力を持っているかがわかります。一般的に事務所の知名度が低ければ影響力は小さく、知名度が高ければ影響力も大きいと言えます。
テアトルアカデミーの知名度は、業界内だけでなく世間的にも高いです。有望な人材を発掘するために「広告宣伝」に多額の投資をしているからです。業界内では、子役事務所といえば「テアトルアカデミー」の名前が浮上してくるため、影響力も大きいと言えるでしょう。
3. 所属人数(ライバルの数)
評価 7.0点
「所属人数」は事務所の規模を表すと共に、ライバルの多さがわかります。ここでは、ライバルが多い=競争が激しいということで、評価を低くします。
テアトルアカデミーでは、年齢ごとに部門が細かく分かれているためライバルは分散されていますが、それでも所属人数はかなり多いです。正式な人数は公表されておりませんが「ライバルの多さ」は大手事務所ならではのデメリットと言えるでしょう。
4. 事務所の規模
評価 10点
事務所の規模が大きいほど「ライバル」も増えますが、その分事務所にくる案件(仕事)も多くなります。
事務所の規模を示す数値がないため客観的な答えになりますが、テアトルアカデミーは子役事務所としては最も大きな事務所と言えます。近年かなりの勢力を伸ばしており、子役業界で確固たる地位を築いています。
5. 事務所の歴史
評価 8.5点
「事務所の歴史」は、実績や信頼度がわかります。長く運営するということは容易なことではないため、歴史が長いほど信頼度が高いと言えるでしょう。
テアトルアカデミーは、1980年11月に創設されたので、設立40年以上になります。世の中には「企業生存率」という言葉があり、設立10年で70%、設立20年で50%の企業しか生存できないというデータがあります。設立40年は「信頼」と「実績」のある数字だと言えるでしょう。しかし、子役事務所の中にはまだまだ歴史が深い事務所があるため、相対的に評価して8.5点です。
6. 本社所在地
評価 8.5点
「本社所在地」は、レッスンを通う際に重要になります。大手子役事務所では、本社に独自スタジオを設備しているケースが多く、毎週レッスンに通うのであれば「アクセス」が良いことに越したことはありません。また、一等地であればあるほど事務所のステータスも高いと言えます。
テアトルアカデミーの本社は、東京都新宿区西早稲田にあります。「銀座」や「六本木」のような一等地ではありませんが、東京メトロの「西早稲田駅」が最寄駅になりますので、比較的立地の良い場所だと言えます。建物は、地上4階、地下2階建ての自社ビルを所有しており、この規模は業界随一です。
7. 全国展開
評価 10点
「全国展開をしているかどうか」は、地方在住者にとって重要なポイントになります。
テアトルアカデミーは、全国に支社を構えております。東京をはじめ、神奈川、埼玉、千葉、札幌、仙台、名古屋、大阪、岡山、福岡など、各地でレッスンを受けながら活動することができるため、地方在住者にとっては第一候補となる事務所でしょう。
8. レッスン内容
評価 9.5点
子役事務所には基本「レッスン」があり、このレッスンこそ最大のポイントだと言えます。今は大人でもレッスンを受ける時代なので、子役が受けない訳にはいきません。ハリウッドでは「どの養成所でレッスンを受けていたか」と問われるほど、養成所に通いレッスンを受けることが当たり前の世界となっています。
テアトルアカデミーでは、レッスンを「赤ちゃん部門(0歳~幼児)」「子ども部門(幼児~中学生)」「青年部門(高校生~39歳)」「シニア部門(40歳以上)」に分け、世代ごとの特性に沿ったレッスンを実施しております。また、子ども部門の中でも更に「幼稚部」「児童部」「中等部」に分かれており、自分に合ったきめ細かいレッスンを受けることが出来ます。レッスン内容も充実しており、テアトルアカデミーのレッスンの質はかなり高いと言えるでしょう。
9. 費用
評価 8.5点
子役事務所は、基本「養成所」を兼ねているので費用がかかります。「芸能の専門学校に通っている」というイメージをお持ちください。
まずは「赤ちゃん部門」ですが、赤ちゃんモデルのレッスン費用は無料で行なっています。ただし、所属する際に入学金+在籍維持費=25万円(税抜)が必要になります。また、赤ちゃんモデルに限り、初期費用を抑えた「別プラン」が用意されており、17万5千円(税抜)で始めることも可能です。下記が詳しい内容になります。
【通常プラン】
入学金+在籍維持費=25万円(税抜)
※赤ちゃん部門から子ども部門に進級する際の費用込み
【別プラン】
入学金=17万5千円(税抜)
※月々の在籍維持費2,000円(税抜)と子ども部門への進級時費用7万5千円(税抜)別途必要
初期費用を安く抑えられるのは「別プラン」ですが、3歳以上になっても続けるのであれば「通常プラン」の方がお得です。続いて「子ども部門」「青年部門」「シニア部門」ですが、これはどれも一律で、入学金25万円(税抜)が必要になります。しかし、この25万円には「在籍維持費」は含まれておらず、在籍維持費は月々レッスン費と共に支払うことになります。詳細として、レッスン費1万3千円(税抜)+在籍維持費3千円(税抜)=1万6千円(税抜)が毎月かかります。これが高いか安いかは人それぞれですが、現在では習い事を一つ通わせるだけでもこの値段に達しますので、そう考えると妥当な金額だと言えます。また、テアトルアカデミーのレッスンは、演技力のほか、挨拶や礼儀、マナーなど、人として成長できる部分が多々ありますので、子供にとって人生のプラスになることは間違いありません。
※小学生が所属して一年目にかかるおおよその金額(金額が変更になっている場合がありますので、正確な費用は事務所にお問い合わせください)
入学金25万円+レッスン費1年分15.6万円+在籍維持費1年分3.6万円=44.2万円(税抜)
10. 特待生制度
評価 9.0点
「特待生制度」とは、オーディションの優秀者などに対してレッスン費用を減額・免除する優遇制度のことです。事務所によって、あるところとないところがあります。
テアトルアカデミーには「特待生制度」があります。入学金が減額されるケース、全額免除になるケースもあります。しかし、これは「まれ中のまれ」だと思ってください。基本は、通常の費用がかかります。「特待生になれたらラッキー」という軽い気持ちで、一度挑戦してみてください。
11. オーディション内容
評価 10点
「オーディション内容」は、各事務所によって異なります。面接だけのところもあれば、実技テストを実施するところもあります。どちらが良いというものではありませんが、内容が濃いオーディション=力を入れているということで、評価を高くします。
テアトルアカデミーのオーディションは、かなり質が高いと言えます。正直、オーディションを受けてみるだけでも良い経験となるでしょう。年齢層にもよりますが、「面接」や「実技」など内容が充実しており、力の入ったオーディションだと言えます。
12 オーディション費用
評価 10点
オーディションには「無料オーディション」と「有料オーディション」があります。近年では、有名プロダクションでも「オーディション料」を徴収するところが増えてきました。オーディションを行なう上での人件費や施設利用料がかかるからです。また、一次審査は無料でも、二次審査から有料になるケースもあります。
テアトルアカデミーのオーディションは、全て無料で実施されております。
13 オーディション期間
評価 10点
芸能事務所のオーディションには「期間限定オーディション」と「随時募集オーディション」があります。期間限定オーディションは、夏季限定であったり、冬季限定であったり、その期間にしか受けることが出来ません。しかし随時募集オーディションは、期間を問わず受けることが出来ます。
テアトルアカデミーは、新たな人材を随時募集しておりますので、いつでもオーディションに申込むことが可能です。
14. オーディション開催地
評価 10点
東京近郊にお住まいの方は問題ありませんが、地方在住の方はオーディションを受けるために東京まで来なければいけません。交通費は基本的に自己負担ですので、遠方にお住まいの方はデメリットとなります。
テアトルアカデミーでは、全国にある支社でオーディションを開催しておりますので、東京に来る必要はありません。主要都市には必ず支社がありますので、地方在住の方でも気軽にオーディションを受けることが可能です。
15. 年齢制限
評価 10点
芸能事務所には、基本「年齢制限」がつきものです。大手芸能事務所では、10代~20代を中心に募集しており、子役事務所では小学生以上を対象に募集を実施しているところが多いです。
テアトルアカデミーでは、0歳の赤ちゃんからシニアまで、年齢制限なく新人を募集しております。テアトルアカデミーといえば「子役」のイメージが強いですが、実は幅広い年代をマネジメントする総合プロダクションなのです。
16. 募集ジャンル
評価 10点
芸能事務所には、募集する「ジャンル」というものがあります。役者志望やモデル志望、アーティスト志望など、募集ジャンルが広いほど可能性は広がります。
テアトルアカデミーでは、役者志望、モデル志望、声優志望、歌手志望、タレント志望など関係なく、全てのジャンルで新たな人材を募集しております。所属後に目指したいものが変わっても、事務所を変えることなく活動できるためおすすめです。
17. 出演実績
評価 10点
子役事務所の「出演実績」は、事務所選びの大事な項目の一つです。出演実績が多い事務所であれば、その分チャンスも多いと言えます。
テアトルアカデミーの出演実績は、子役事務所の中でもトップレベルです。現在放送中のドラマ(NHK / フジテレビ / 日本テレビ / TBS / テレビ朝日 / テレビ東京)全てに出演していると言っても過言ではありません。芸能界と太い繋がりを持っているため、チャンスは多いです。
18. 企画制作
評価 9.0点
芸能事務所や子役事務所には、タレントをマネジメントするだけでなく、自社で番組や舞台を企画したり制作を行なうところがあります。これは、自分たちがマネジメントするタレントをキャスティングする権利があるということなので、企画制作を行なっている事務所は非常に魅力的です。
テアトルアカデミーでは「制作協力」「提供」を行なう、子ども向け番組を持っています。したがって、全国のテアトルアカデミーに所属する子ども達を、独自で番組に出演させることができます。
19. 将来性
評価 10点
子役事務所には、子役だけをマネジメントしている事務所と、大人まで幅広くマネジメントしている事務所があります。子役だけの事務所は、成長すれば「行き場」を失ってしまいますが、大人までマネジメントしている事務所は、そのまま活動していくことが可能です。
テアトルアカデミーは、赤ちゃんからシニアまで幅広くマネジメントしているため、行き場を失うことはありません。年齢を重ねても、その時に適した部門に配置してくれます。しかし、子役を卒業したら、他にも大手プロダクションは多数存在します。「本田望結」はオスカープロモーションに、「本仮屋ユイカ」はスターダストプロモーションに移籍しました。もちろん、そのままテアトルアカデミー(ATプロダクション)に所属し活躍しているタレントもおります。このように、そのまま在籍するか、実績をつけて移籍するかという選択肢がテアトルアカデミーにはあるため、将来性は十分に高いと言えるでしょう。
20. 芸能事務所.comの評価
評価 10点
芸能事務所.comの客観的な評価です。これらの20項目の平均点が「総合評価」としての点数になります。
当サイトの評価ですが、テアトルアカデミーは本気でおすすめできる子役事務所と言えます。知名度が高く、出演実績もあり、最もバランスの取れた事務所です。東京校の施設も一級品で、一度見ると心を奪われてしまうでしょう。事務所選びに迷われている方は、まずはテアトルアカデミーに挑戦してみることをおすすめします。