総合評価 8.93点
1. 有名人の在籍
評価 10点
「有名人の在籍」は、事務所の価値を見極める一つの「指標」です。知名度のある有名人が一人でも在籍していれば、実績ある事務所と言えるでしょう。
ジョビィキッズは、天才子役として一世を風靡した「芦田愛菜」が在籍している事務所です。この他にも、「鈴木梨央」や「寺田心」といった人気子役も在籍しており、「有名人の在籍」としてはピカイチです。
2. 事務所の知名度
評価 10点
「事務所の知名度」は、業界内でどれほどの影響力を持っているかがわかります。一般的に事務所の知名度が低ければ影響力は小さく、知名度が高ければ影響力も大きいと言えます。
ジョヴィキッズは、芦田愛菜を輩出したことで一気に知名度が高まりました。また、大手芸能事務所である「バーニングプロダクション」系列の事務所になったことで、影響力もトップクラスです。
3. 所属人数(ライバルの数)
評価 7.0点
「所属人数」は事務所の規模を表すと共に、ライバルの多さがわかります。ここでは、ライバルが多い=競争が激しいということで、評価を低くします。
ジョビィキッズには1,000名以上のタレントが在籍しております。そのため、ライバルは多く、内部競争は激しいと言えるでしょう。
4. 事務所の規模
評価 9.5点
事務所の規模が大きいほど「ライバル」も増えますが、その分事務所にくる案件(仕事)も多くなります。
事務所の規模を示す数値がないため客観的な答えになりますが、ジョビィキッズは芸能界を代表する「バーニングプロダクション」傘下の子役事務所のため、かなり大きいと言えます。
5. 事務所の歴史
評価 8.0点
「事務所の歴史」は、実績や信頼度がわかります。長く運営するということは容易なことではないため、歴史が長いほど信頼度が高いと言えるでしょう。
ジョビィキッズは、1999年12月に創設されたので、設立20年を超えます。他の老舗事務所に比べればまだまだ歴史は浅いですが、それでも十分な実績と信頼度を築き上げたと言えるでしょう。
6. 本社所在地
評価 9.0点
「本社所在地」は、レッスンを通う際に重要になります。大手子役事務所では、本社に独自スタジオを設備しているケースが多く、毎週レッスンに通うのであれば「アクセス」が良いことに越したことはありません。また、一等地であればあるほど事務所のステータスも高いと言えます。
ジョビィキッズの本社は、東京都渋谷区笹塚にあります。京王線「笹塚駅」より徒歩5分なので中々の好立地と言えますが、テアトルアカデミーのような施設は整っておりません。そのため、レッスンも本社とは別のスタジオで実施されています。
7. 全国展開
評価 9.0点
「全国展開をしているかどうか」は、地方在住者にとって重要なポイントになります。
ジョビィキッズは、全国に拠点を構えています。東京本社をはじめ、神奈川、埼玉、千葉、栃木、福島、仙台、名古屋、大阪に養成所があるため、地方在住の方でも無理なくレッスンに通うことが出来ます。しかし、北海道や九州地方にお住まいの方は少し厳しいかもしれません。
8. レッスン内容
評価 8.5点
子役事務所には基本「レッスン」があり、このレッスンこそ最大のポイントだと言えます。今は大人でもレッスンを受ける時代なので、子役が受けない訳にはいきません。ハリウッドでは「どの養成所でレッスンを受けていたか」と問われるほど、養成所に通いレッスンを受けることが当たり前の世界となっています。
ジョビィキッズのレッスンは、大きく分けて「演技」「歌唱」「ダンス」の三項目あります。またこの他にも礼儀やマナーのレッスン、実際の現場にいき体験をするレッスン、オーディション時や仕事時に行なわれる個人レッスン、3ヶ月に1度行なわれる親子レッスンなどがあります。
9. 費用
評価 6.0点
子役事務所は、基本「養成所」を兼ねているので費用がかかります。「芸能の専門学校に通っている」というイメージをお持ちください。
ジョビィキッズの費用ですが、ジョビィキッズは入学やレッスンにかかる費用を一切公開しておりません。オーディション合格者にのみ、説明があります。オーディションを受けるものにとっては不親切のため、ここでは厳しく評価します。
10. 特待生制度
評価 9.5点
「特待生制度」とは、オーディションの優秀者などに対してレッスン費用を減額・免除する優遇制度のことです。事務所によって、あるところとないところがあります。
ジョビィキッズは「特待生制度」があります。オーディションでグランプリに選ばれると、ジョビィキッズ全面バックアップのチャンスがあります。
11. オーディション内容
評価 10点
「オーディション内容」は、各事務所によって異なります。面接だけのところもあれば、実技テストを実施するところもあります。どちらが良いというものではありませんが、内容が濃いオーディション=力を入れているということで、評価を高くします。
ジョビィキッズのオーディションは、エントリーから始まります。これは「書類審査」というよりも「エントリー」なので、ほぼ問題なく次のステップに進めます。オーディションは基本2日に分けられて実施され、1日目が「実技」になります。これはテストというよりも、体験レッスンを受けることができ、その中で子どもの可能性を様々な角度から評価するというものです。2日目の面接は、1日目の実技の合格者のみ実施となります。
12. オーディション費用
評価 10点
オーディションには「無料オーディション」と「有料オーディション」があります。近年では、有名プロダクションでも「オーディション料」を徴収するところが増えてきました。オーディションを行なう上での人件費や施設利用料がかかるからです。また、一次審査は無料でも、二次審査から有料になるケースもあります。
ジョビィキッズのオーディションは、全て無料で実施されております。
13. オーディション期間
評価 8.5点
芸能事務所のオーディションには「期間限定オーディション」と「随時募集オーディション」があります。期間限定オーディションは、夏季限定であったり、冬季限定であったり、その期間にしか受けることが出来ません。しかし随時募集オーディションは、期間を問わず受けることが出来ます。
ジョビィキッズは、期間限定でオーディションを実施しております。例えば、夏休みや冬休みなどの長期休暇の際に行われることが多いです。
14. オーディション開催地
評価 8.0点
東京近郊にお住まいの方は問題ありませんが、地方在住の方はオーディションを受けるために東京まで来なければいけません。交通費は基本的に自己負担ですので、遠方にお住まいの方はデメリットとなります。
ジョビィキッズのオーディションは、主に関東と関西の2都市で開催されます。他の地域にお住いの方は交通費がかかってしまいますが、ジョヴィキッズは力のある事務所のため受ける価値は十分にあると言えます。
15. 年齢制限
評価 8.0点
芸能事務所には、基本「年齢制限」がつきものです。大手芸能事務所では、10代~20代を中心に募集しており、子役事務所では小学生以上を対象に募集を実施しているところが多いです。
ジョビィキッズは、0歳~18歳までの男女を募集しております。ただし、0歳~2歳は登録のみとなります。
16. 募集ジャンル
評価 9.0点
芸能事務所には、募集する「ジャンル」というものがあります。役者志望やモデル志望、アーティスト志望など、募集ジャンルが広いほど可能性は広がります。
ジョビィキッズでは、特に募集ジャンルを設けておりませんが、基本はお芝居で活躍する「子役」、CM等で活躍する「子どもタレント」がメインとなっております。
17. 出演実績
評価 10点
子役事務所の「出演実績」は、事務所選びの大事な項目の一つです。出演実績が多い事務所であれば、その分チャンスも多いと言えます。
ジョビィキッズは、他の老舗事務所と比べるとまだ歴史が浅いにも関わらず、映画やドラマ、CM、バラエティーなど、十分な出演実績を誇っています。今後も更に出演の幅を広げていくことでしょう。
18. 企画制作
評価 8.5点
芸能事務所や子役事務所には、タレントをマネジメントするだけでなく、自社で番組や舞台を企画したり制作を行なうところがあります。これは、自分たちがマネジメントするタレントをキャスティングする権利があるということなので、企画制作を行なっている事務所は非常に魅力的です。
ジョビィキッズは、自社での企画、制作にはあまり力を入れておりませんが、バーニングプロダクション傘下の子役事務所のため、グループが企画、制作する作品には、出演できるチャンスが十分にあると言えます。
19. 将来性
評価 10点
子役事務所には、子役だけをマネジメントしている事務所と、大人まで幅広くマネジメントしている事務所があります。子役だけの事務所は、成長すれば「行き場」を失ってしまいますが、大人までマネジメントしている事務所は、そのまま活動していくことが可能です。
ジョヴィキッズは、「キッズ」という名前の通り、基本的には「子供」をメインとした事務所であることから、40歳になってもマネジメントしてもらえるかどうかはわかりません。しかし、ジョヴィキッズはバーニング系列の事務所のため、実績を積めば、今後バーニンググループの大手事務所にステップアップ出来る可能性があります。個人としても事務所としても、将来性は十分に高いと言えるでしょう。
20. 芸能事務所.comの評価
評価 10点
芸能事務所.comの客観的な評価です。これらの20項目の平均点が「総合評価」としての点数になります。
ジョビィキッズは、全体的に評価してもかなりレベルの高い子役事務所と言えます。何と言っても、バックボーンが大きい。芦田愛菜の次に大ブレイクを果たした「寺田心」は、バーニングのゴリ押しがあったからだと言えるでしょう。これは他の子役事務所にはない強みです。所属者が多い分、周りに埋もれてしまう可能性はありますが、誰にも負けないという絶対的な自信がある方には、最適かもしれません。