「世界で最も美しい顔100人」にも選ばれ、日本を代表する国民的女優となった石原さとみ。
2020年には一般男性と結婚したことで芸能界に激震が走ったが、今度は更なる衝撃を日本に与えようとしている。
それが「芸能界引退」そして「政界への進出」だ。
石原さとみといえば、2002年に開催された「第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、現在では「ホリプロの看板女優」として確固たる地位を築いているが、ここ数年「芸能界を引退」して「政界への転身」をするのではないかという噂がささやかれている。
果たしてこの噂は本当なのか。
今回は「石原さとみの今後の動向」について考察していく。
目 次
石原さとみは創価学会員
今ではかなり周知されているが、石原さとみは「創価学会員」として有名だ。
彼女の親は創価学会員の幹部でもあったことから、創価小学校・中学校・高校と「一貫教育」を受けていた。
そのため、創価学会が支持母体となる「公明党」と深い繋がりがあるのは言うまでもない。
では仮に、石原さとみが政治家を目指すとして、なぜ「公明党」から出馬しないのか。
それには下記の3つの理由があると考えられる。
公明党は芸能人(タレント政治家)を起用しない傾向
選挙で勝つためには国民から支持を得る必要があり、ゆえに知名度の高い芸能人や有名人を起用する政党が増えている。
いわゆる「タレント政治家」というもので、2010年には元女優の「三原じゅん子」が自民党から、2013年には元プロレスラーの「アントニオ猪木」が日本維新の会から、2016年には元SPEEDの「今井絵理子」が自民党から、2019年には元格闘家の「須藤元気」が立憲民主党から当選し、政治家となった。
しかし、公明党は知名度の高い芸能人を「政治家」として起用しない傾向がある。
下記のページを見ればわかる通り、芸能界で活躍する「創価学会員」は大勢いるにもかかわらず、選挙には出馬していない。
創価学会の熱烈な信者として有名な「久本雅美」でさえ、選挙の応援にかけつけることはあっても、政治家にはなっていないのだ。
恐らく久本雅美ほどの「知名度」や「人気」があれば、創価学会員だけでなく一般の票も集まり、当選はほぼ確実だと言えるだろう。
しかし、それでも出馬しないということは、政党として「芸能人を起用しない方針」があるのではないだろうか。
イメージを大切にする公明党にとって、賛否両論ある「タレント政治家」は、相性が良いとは言えないのである。
自民党からの熱烈オファー
上記の背景を踏まえた上で、石原さとみは「自民党」から熱烈なオファーがあったという。
実は、石原さとみの夫の同級生に「自民党本部」の関係者がいて、そのルートを通して出馬の話があったそうだ。
周知の通り、「自民党」と「公明党」は「連立与党」として手を組んでいる。
そのため、自民党から出馬しても決しておかしな話ではなく、また「公明党」より「自民党」から出馬した方が、石原さとみ自身のイメージも落とさず政治家になることができるのだ。
ちなみに、石原さとみが「自民党」から出馬した場合、「公明党」にとっても大きなメリットがある。
自民党に「貸し」を作ることで、公明党としては現在よりも強い姿勢で政策決定に臨むことができ、また「自民党」からの「公明党外し」の声も確実に減らすことができるのだ。
石原さとみが自民党から出馬することで、自民党にとっても公明党にとっても「Win-Win関係」になれるのである。
ホリプロへの配慮
石原さとみが「自民党」からの出馬を選んだ背景には、所属事務所である「ホリプロ」への配慮もあったという。
実は、ホリプロの「堀義貴」社長は、成蹊大学の先輩である「安倍晋三」元総理の後援会で乾杯の音頭を取り、自ら「自民党に近い人間」とインタビューでも発言するほど、自民党と深い関わりがある人物なのだ。
そのため、堀社長の理解もあったと考えることができ、所属事務所の顔を立てるという意味でも、自民党から出馬する可能性が高いと言える。
芸能界引退・政治家転身への意志
上記3点の理由から、出馬するのであれば「自民党から」というのを分かって頂けたかと思うが、そもそも石原さとみに「芸能界を引退して政治家になる意志」はあるのだろうか。
実は、2021年に入ってから、石原さとみは現場で親しいプロデューサーやスタイリスト達に「今までお世話になりました」とかしこまって挨拶をしているそうだ。
中には「芸能界引退」を示唆するような話もあったそうで、石原さとみの芸能界引退は間近だと言える。
では、いつ頃になるのだろうか。
ものごとが順調に進めば、2022年7月に予定されている「参議院選挙」に出馬すると言われており、そう考えると石原さとみの芸能生活はあと1年も満たないことになる。
最短では、2021年10月公開の映画「そして、バトンは渡された」を最後に、12月に電撃引退する可能性もあるのだ。
この他にも、石原さとみの「芸能界引退」や「政治家転身」を裏付けるような出来事は下記の通り。
・主演ドラマの視聴率低迷
・一般人との結婚
・結婚と同時期に個人事務所設立
・コロナ禍での心境変化
・東京五輪にて芸能人の聖火ランナー辞退が相次ぐ中、長崎県で聖火ランナーを実施
・転職情報サイトのイベント出演時、適性テストで「政治家向き」と診断
石原さとみが女性初の総理大臣になる可能性
国民的女優・石原さとみの「政治家転身」は、突発的に出てきた話ではなく、実は2016年頃から噂されていたことであり、長い年月をかけて緻密に計画されていた。
与党幹部とは何度も面会を繰り返しており、自民党、公明党、そして石原さとみの本気度が伺える。
石原さとみが「公明党」ではなく「自民党」から出馬する理由はこれまでに説明した通りだが、本当の狙いは「その先」にあると考え、それが「女性初の総理大臣」になることだ。
日本は現在の「第99代」まで「男性」が総理大臣を務めており、まだ女性総理大臣は誕生していない。
昔と比べれば、いつ女性総理が誕生してもおかしくない時代となったが、大本命だった「小池百合子」でさえ実現が難しく、未だ「女性総理」の見通しがついていないのが現状だ。
そんな中、人気・知名度抜群の石原さとみが政治家になったとしたら、将来「総理大臣候補になる」と考えるのはごく自然の流れではないだろうか。
ましてや自民党の重鎮「二階幹事長」は石原さとみのファンでもあることから、自民党内部からの手厚いサポートも期待できるだろう。
もちろん、まだ政治家にもなっていない段階でこのような予想を立てるのは時期尚早である。
しかし、公明党ではなく「自民党」から出馬するという時点で、その可能性は十分にあると言えよう。
2016年に公開された映画「シン・ゴジラ」で、石原さとみは「アメリカ合衆国大統領の特使役」として出演した。
役名は「カヨコ・アン・パタースン」と言い、40代で大統領になることを目標としている設定だった。
この作品のインタビューで、石原さとみは次のように話している。
日本で女性が総理大臣になる時代になってほしいと思います。どこかで女性は感情がぶれやすかったりしますが、細やかさとか、誠実さとか、自分の命に代えてもやり遂げなければいけないという強さというのは女性特有だと思うので。やっぱり時代が変わっていかないといけないと思います。
日本の歴代首相の中で、最年少記録を保持しているのは初代総理大臣の「伊藤博文」で44歳である。
戦後最年少としては、当時52歳だった「安倍晋三」で、世界に目を向ければ「34歳」という若さでフィンランドの首相に就任した「サンナ・マリン」という女性リーダーもいる。
石原さとみが、仮に「自民党」から出馬し当選した場合、その年齢は35歳。
カヨコ・アン・パタースンのように、40代で一国のトップを目指すことも決して不可能ではないのだ。
芸能人には無理だと思う方もいるかもしれないが、石原さとみは若い頃から政治に興味を抱いており、政治家顔負けの「コメント力」も持っている。
また、学生時代から「自分の力」で稼いできたため、将来が約束されている「大物政治家の二世」よりよっぽど良い働きをするのではないだろうか。
水面下で動く自民党、公明党、そして石原さとみ。
果たして、石原さとみが政治家として活躍する日はくるのだろうか。
今後の動向に注視したい-。
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