2018年9月16日、日本のトップスターが芸能界から引退した。
平成の歌姫こと、安室奈美恵だ。
1992年に芸能界デビューして以来、第一線で活躍し続けた彼女だが、2017年の9月20日に引退を宣言。
それから約1年越しの「引退」となるのだが、このラストイヤー(1年間)で稼ぎだしたギャラがヤバイのだ。
今回は、引退宣言をしてから稼いだ1年間の「推定年収」を取り上げる。
安室奈美恵の従来の年収
まずはじめに、安室奈美恵の従来の年収だが、推定年収が「6億円」と言われていた。
アーティストは、ライブのチケット収入やアルバム、グッズの売り上げ、カラオケの印税など収入源が多岐に渡り、役者やモデルなど、他の芸能カテゴリーと比べても一番大金を稼げると言われている。
もちろん「人気アーティスト」限定の話ではあるが、安室奈美恵は人気アーティストの中でも「トップアーティスト」。
しかもグループではなく「ソロ」のため、グループ内で収入を分割する必要もない。
また、安室奈美恵は歌手活動以外にも、TV-CMに出演しており、莫大な広告収入もあった。
1社だけでも契約金は5,000万円以上は入ってきていただろう。
これが、推定年収6億円とささやかれた理由だ。
6億円と聞いても信じ難いかもしれないが、安室奈美恵であれば、これだけ稼いでいたとしてもおかしくはない。
安室奈美恵の引退宣言後の年収
ここで、安室奈美恵の引退宣言後の年収について述べていきたい。
冒頭でもお伝えした通り、安室奈美恵は2017年9月20日、自身の40歳の誕生日に「2018年9月16日をもって引退する」と報告した。
この「引退宣言」をしてからの1年間、どれだけ稼いだのかを調べてみたが、その稼ぎっぷりが凄まじかった。
ベストアルバム「Finally」はダブルミリオンを超え230万枚、
ラストツアーの模様を収めたDVD&Blu-ray Discも約150万枚、
ラストツアーではソロのアーティスト史上最多となる80万人を動員した。
ざっと計算しても、アルバムの売り上げで92億円(平均単価4,000円×230万枚)、
DVD&Blu-ray Discの売り上げで132億円(単価8,800円×150万枚)、
ツアーチケットの売り上げで78億円(平均単価9,800円×80万人)。
また、上記以外にも、ツアー会場や展示会で販売されているグッズの売り上げもあり、こちらはおおよそ20億円~30億円と言われているため、総額300億円を超える売り上げが発生した。
問題は、この300億円の売り上げの中から「安室奈美恵にどれだけ入ってきたか」である。
当然、アルバムやDVD、グッズの製作費用もあり、コンサートの運営費やバックミュージシャンの費用もかかる。
そのため、おおよそではあるがこの金額の「2~3割」が、事務所に入ってくると言われているのだ。
例え2割で計算しても、300億円の2割は60億円―。
しかし、芸能人というのはここから「芸能事務所」と分け合うもの。
日頃から営業やマネジメントを行なってもらう代わりに、稼いだギャランティーを取り分けるのだ。
その取り分は芸能事務所によって異なり、(本人)7 対 3(事務所)のところもあれば、(本人)5 対 5(事務所)のところもあり、吉本興業のように(本人)1 対 9(事務所)のところもある。
安室奈美恵が2015年まで所属していた「ライジングプロ」では(本人)5 対 5(事務所)で折半だった。
しかし、2016年以降の安室奈美恵は「個人事務所」なのだ―。
これがどうゆうことかおわかりだろうか。
芸能事務所と取り分ける必要がなく、全額が安室奈美恵の個人事務所に入ってくるということだ。
もちろん、ここから個人事務所の運営費や人件費を引く必要があるが、上記の収入に加えTV-CMの「契約金」や「カラオケ印税」なども加わる。
そのため、あくまでも推定ではあるが、ラストイヤーに稼いだ金額は「約60億円」ということになるのだ。
これはもはや「ハリウッドスター」でもトップクラスである。
もちろん、60億円がまるまる入ってくる訳ではなく、ここから差し引かれる「税金」がとてつもないことになるのだが、その税金対策として、2016年に京都の高級マンションを購入したと考えられる。
安室奈美恵の引退後の年収
最後に、安室奈美恵の引退後の年収だが、例え残り50年間が「年収0円」だとしても、もう一生遊んで暮らせるだけのお金がある。
しかし、職業が「トップアーティスト」であった以上、収入がゼロということはあり得ない。
役者やモデルの場合、引退すれば基本的に収入はゼロになるが、アーティストには「印税収入」があるからだ。
アルバムやグッズの売り上げもそうだが、カラオケが1曲歌われる度にお金が入ってくる。
安室奈美恵の歌なんて、日本各地で歌い続けられるだろう。
年収6億円からは大幅に減少したに違いないが、それでも数千万以上の収入はあると言える。
引退後は、拠点のある東京、沖縄、京都を転々として、悠々自適に暮らしているだろう。
日本のトップアーティストとして走り続けてきた安室奈美恵。
ラストイヤーに稼ぎ出したギャラは凄まじかった―。
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